12 月
17
2014

今年も無事に年の瀬を

この秋は 市内では農にまつわるさまざまなイベントがありました。

農業委員会としては、 まずは10月初めの体験水田の稲刈りから。

総勢523名の小学5年生が谷保の田んぼに集結。6月に苗を植えてから大きく育った稲を前に、鎌を片手に最初はこわごわ、次第にどんどん、さらにはもっともっと、と元気いっぱい。さらに今年は刈った稲を束ねて、掛け干し作業を手伝ってくれる学校もありました。

農家が稲を束ねるときは 昨年の稲わらを使いますが、小学生にはひもを提供。こういう作業も体験学習になるのだと思います。うまく結べたかな。
2週間ほど自然に乾かしてから、農業委員会で脱穀へ。
脱穀は稲束を外して機械にかけ(写真上。この機械、ものすごい勢いで回転するので、いつも緊張します)、稲わらとモミ米をわけたのちに、さらにモミ擦り機にかけてモミ殻を取り除きます(写真下)。これでやっと玄米になりました。この日、収穫できた玄米は242キロ。
それを精米して202キロあまりの白米が、1小から8小までの各学校に無事届けられました。一人当たりにすると380g程度ですが、ふだんのお米よりずっと美味しく感じられたのではないかな。
さらに10月末には、農業委員会では市内全域の農地パトロールを 例年通り行いました。自転車で生産緑地をつぶさに見ていくので大変なのですが、年々減っていく谷保の農地を、未来に向けて少しでも残せるように、農作業にがんばっている農家のみなさんを応援していきたいと、あらためて思う日でもあります。
そして11月8日9日は、国立市役所駐車場において、「農業まつり」(第37回農業展)。
農業委員会は谷保のもち米20キロを使って餅つきを行い、来場したみなさまにふるまいました。今年は大根引っこ抜きイベントが人気でした。
そのほか11月23日の新嘗祭(谷保天満宮)、12月初めの「くにたちマルシェ」(第三公園)、そして市内40店舗でくにたち野菜を提供した「くにたち野菜フェア」など農にまつわるイベントも終了し、谷保はいつも通りの静かな年の瀬を迎えようとしています。
おいしい冬野菜も今は真っ盛り、市内の直売所で毎日のように手に入ります。自然の恵みに感謝しながら、くにたち野菜をぜひ毎日の食卓に。
来年もどうぞよろしくお願いします。
(国立市農業委員 田中えり子)