3 月
29
2014

ツクルタベルとーく~地元野菜を食べて語ろう~に参加しました

2014年3月26日(水)、NPO法人 地域自給くにたち主催による「ツクルタベルとーく~地元野菜を食べて語ろう」が、カフェ・トピナンブールさんで開催されました。

国立の若手農家さんとベジ料理研究家Yoshiさんによる地元野菜トークセッション、更にはカフェ・トピナンブールさん特製の野菜料理付きといったら、これはもうくにたち野菜を愛する者としては駆けつけずにはいられません。

既に各所からレポートがあげられているようですが、ここはくにたちあぐりッポのサイト記事と絡めながら当日の模様を紹介しましょう。

今回、くにたち野菜について熱く語ってくれる2名の若手農家さん(左から遠藤隆太さん、そして遠藤充さん)と、そしてベジ料理研究家Yoshiさん。

遠藤隆太さんといえば、以前あぐりッポの特集記事Vol.14「冬こそ食べたい大根」で、お父様と一緒にツーショットを撮らせて頂いたことがありまして、大根をいつくしむ隆太さんの姿が印象深かったことを記憶しています。

そして遠藤充さん、あぐりッポ特集記事Vol.2「中平ほうれん草王国」で、家族経営されている中屋農園が紹介されている他、先日開催された城山公園でのくにたちマルシェでは、ほうれん草を販売する熱い姿を目撃された方も少なくないでしょう。今回の会に出席していた方から「あの時買ったほうれん草、とっても美味しかったわ」と絶賛されていましたね。

ベジ料理研究家Yoshiさん、そう、会場でもあるカフェ・トピナンブールのオーナーでもあります。くにたちあぐりッポとの関わりといえば、くにたちグルメガイドにてトピナンブール(キクイモ)のローストのレシピを提供していただいていますね。そして、特集記事Vol.16「くにたちでも作ってます!健康注目野菜キクイモ」にて再びお話を伺うことができました。

・・・ってあぐりッポも、くにたち野菜人に熱く関わってるぞ、というところを軽くアピールしてみました。

トークの前に、お楽しみのお料理の時間。

カフェトピナンブール特製、桜の時期限定の「人参そぼろと菜の花のお花見ちらしわっぱ弁当」、SOYミート唐揚甘酢あん(2色大根とふきのとうの天ぷら添え)、菜園風サラダ

そして遠藤充さんのほうれん草を豆乳仕立てのスープに。
遠藤隆太さんの葉っぱもモリモリ、大き目ラディッシュは、クミン等のスパイスがきいたインドのアチャール(ピクルス)です。

充さんも隆太さんも、笑顔いっぱいで頂いていますね。
(本当は隆太さんのワイルドな食べっぷりを是非ともご披露したかったのですが・・・)

食後は出席した皆さんそれぞれ自己紹介をして、いよいよトークセッションはじまりです。

 

~農業を継ごうと思ったきっかけ、そしてどのような思いで野菜を作っているのでしょうか~


■遠藤隆太さんの場合

父親の姿をみていずれは自分も継ぐんだという気持ちはずっと持っていた隆太さん、周囲の動向をみた時にタイミング的に今なら!という思いから4年前に就農しました。皆さんに美味しく食べてもらいたいことも含め、農を盛り上げていきたい気持ちにあふれていますね。ただ、付加価値のつけ方や、同じ野菜でも更に美味しさの追求、鮮度の高さ、飲食店の方々に買ってもらえたら、などと模索する日々だとか。

■遠藤充さんの場合


充さんは就農する以前は飲食店に携わっていたこともあり、物を生産する仕事に興味があったといいます。ご実家や親戚の方々の影響も大きかったようで、5年前に就農しました。野菜作りをするうえで最も頭を悩まされるのが天候に左右されるということ。今年の雪の影響は国立の畑各所にも大きく爪痕を残しました。育てていたほうれん草たちも、大雪の後になかなか溶けないことにより潰れてしまったとのことです。充さんの場合、特に力をいれているのは「地産地消」、自分の子どもに食べさせて安全なものならば、地域の皆さんの家庭でも自信をもって食べて頂ける、という気持ちで取り組んでいます。

 

~飲食店の立場から、地元の野菜を使う思いについて~


■Yoshiさん

「なにより良いのが、旬がわかる!」、Yoshiさんのこの言葉は飲食店だけでなく主婦の立場としても心に響きます。販売されている方との会話のなかでアイディアが浮かび、それが今まで考えていたメニューと変わってしまうこともあるけれども、臨機応変に野菜と対話しながらメニューを生んでいくことに、なによりも楽しみとやりがいを感じるYoshiさんです。カフェを訪れるお客さんは主婦の方が多いこともあってか、調理法や野菜について聞かれることも多々、そんな時は「こちらのお店にありますよ」と市内の販売店を紹介したり、そういったつながりもまた楽しいですね。

この後、珍しい野菜への取り組み、くにたち野菜のブランド化の位置づけ、農地問題などに至るまで話が尽きません。

ここで、我々消費者側からの意見も一部紹介しておきましょうか。

・野菜出荷の際、今日は満足度の高い出来の野菜が収穫できたとしたら、それをアピールする何か(星3つ星5つとか)で表現してくれたらわかりやすいです。
・くにたち野菜って他と何が違うの?と聞かれた時に回答しづらいので、何かくにたちらしいイメージがある野菜をつくってもらえれば嬉しいです。
・農家さんの顔がわかるシールなどを野菜に貼ったら、より地元野菜に親しみやすくなるのでは。
・カツオ菜など、首都圏における一般のお店でなかなか並ばない野菜への取り組みもお願いします(実はそのカツオ菜、とれたのさんで取り扱いがあったことが判明!)

こんな具合に、和気あいあいと進められたツクルタベルとーく。
ここで掲載した話は、内容のほんの一部ですが、それぞれの立場からの野菜への向き合い方を知る、とても良い機会となりました。

そして、野菜作り手の皆さん側からも、消費者の声をどしどし聞きたいとのことです。
「あの時のあのお野菜 美味しかったよ」「こんな野菜は作ってないの?」「どんなふうに調理したらいいの?」「あなたのお野菜、即売会以外では何処で売ってるの?」きっと、野菜と向き合うことがもっともっと楽しくなるはず。

くにたちあぐりッポも、農家さんや飲食店、そして消費者の架け橋となる役目を少しでも担えたら、と思わずにはいられません。

いつもながらの長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

(ながむらゆうこ)

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