4 月
30
2014

春、野蒜(のびる)をいただく

「お~い、今日は端っこの雑草を取って~」

「野蒜もですか~?」

「ぜんぶ~!!!」

先週の有行農場での作業日、女性は草刈り、男性はさといも

の植え付けがメインのタスクでした。

「野蒜」という言葉に、反応した私。

・・・聞いたことがあるけど、どれだかわからない。

もしかしてこれ?と思い、このネギみたいなのは何ですか?

と聞くと、

「ああそれ?野蒜よ。今や高級食材よね。さっとゆでて

酢味噌で食べるとおいしいわよ~」

それからの私は雑草取りというより、野蒜取り。

野蒜ばかり取っていると思われても困るので、時々回りの

雑草も抜いたり。

「へ~野蒜抜いてんだ。戦時中の食糧がない時は、

こんなものも食べなきゃいけなくて、いやだったよな~」

と支配人。

スミマセン、ぜいたくな時代になりました。

ということで、持って帰りました野蒜の束。

これから薄皮を取るのですが、これがちょっと大変。

根気が要る作業。 がんばりました↓

これを軽く茹でます。青い部分はゆでても少し硬いので、

ネギかチャイブのように薬味として使っても。

野蒜は野草なので、直売所に並ぶことはないかと思いますが、

散歩の途中で見かけるかも?

味はエシャロットをもっと優しくした感じ。

高血圧に効果があり、体を温め胃腸を丈夫にする作用があるそうです。

 

(むらかみくみ)

4 月
24
2014

くにたちで味わう春の山菜「うるい」

ワタクシゴトではありますが、先日信州を旅した最中、これでもか!というほどに、ふきのとうとの遭遇を果たし、否応なく春を実感させてもらった今日このごろ。

と、それは単なる前おきでありまして

私たちが住むくにたちでも、ただいま春爛漫な野菜たちが続々と直売所に並んでいます。

そんななか、ふきのとうの群生を見てきたばかりのせいか、「くにたちでも春の山菜が買えないかしら」とついつい考えてしまうのはこれまた仕方がない性分で。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか(いや、知らないでしょう)、春の山菜のひとつである「うるい」が、くにたち市内でお目見えです。

・・・って、「うるい」?

ご存じですか?実は私、生まれて初めて「うるい」なる山菜に出会うこととなりました。いやぁ、今の世の中、インターネットといった広大な図書館があるおかげで、「うるい」がどんなものであるかはほどなく理解したのでありますが、いかんせん初対面なので調理法もわからず。

あぐりッポライター仲間のさとうさんが生産農家さんから調理法などを伺ってきたので、それをちゃっかりまた聞きしてしまいましたよ。

とその前に、「うるい」とはなんぞや。

ウィキペディアによれば、オオバギボウシの若葉を「うるい」と呼ぶそうですね。北海道から本州中部あたりまでの湿り気がある地帯で自生しているらしいけれども、なんともまぁ、凜とした美しいお姿ではありませんか。

ユニークなのは、茎の部分。筒のようにくるっと回った形状、シャキッとした歯ごたえとわずかな粘り気が、ネバ系野菜大好きな私の心をそそります。

Web上の記事によっては茹でることで粘り気が出ると掲載されているものもありましたが、ここはとにかく生で頂いてみましょうと、ガブリ。

いやいや、生のままでもほんのり粘り気とシャキッと感、しかもくせのない味わい。いや、どことなくネギッぽいほろ苦み?

でも、おすすめはサッと茹で。まさに数十秒が勝負です。

うるいを実際に育てているくにたち農家の土方忠夫さんのお母さんおすすめは、定番のおひたしも良いけれども、味噌と砂糖を混ぜてさっくり和えると、なお美味だとか。

分量までは聞けませんでしたので、私流にアレンジして作ってみました、うるいの酢味噌和え。

白味噌と酢はだいたい2対1くらいで。砂糖は味見しながらお好みで調節。だいたい酢と同分量くらいがいいかしら。

これをサッと茹でたうるいと混ぜて頂きます。

日本酒が進むこと、間違いなし。

美味いです、もっともっと食べたくなっちゃいます。

でも、生でも頂ける旬なうるい、こんなアレンジはいかがでしょう。

生のうるいの葉を皿に敷き、その上にお好きな具材をのせ(本当ならば新鮮な海鮮類を・・・と思ったのですが、この日は買い物に行かなかったので、冷蔵庫にひっそりと隠れていたスモークタンで)

その上にお好みのドレッシングと刻んだうるいの茎部分を混ぜたものをトッピングすれば

あっという間に、小洒落たオードブルの完成でございます。

ドレッシングのタイプもいくつか試してみましたが、どうやらうるいにはゴマ系のドレッシングが特に相性良いようですね。ずぼらなワタシは市販のドレッシング(胡麻と香味野菜ドレッシング)を使用してしまいましたが、時短料理ということで許してください。

まさか、くにたちでこのような珍しい春の山菜を味わえるとは思っていなかったので、テンションはうなぎのぼり。このような気持ちをみなさんと共有できたら、もっともっと嬉しいと思うワタシなのでありました。

そのかんじんの「うるい」、くにたち市内であれば、しゅんかしゅんかさんの店頭に並んでいる日があるはずです。
シャキネバ系が好きな方ならば、ぜひ一度手にとってみてくださいね。

(ながむらゆうこ)

4 月
24
2014

「朝顔の里」便り(その1)

国立の街を飾った桜が散ったいま、矢川にある朝顔の里では、夏の朝顔市に向けた作業が始まりました。

ビニール・ハウス内の暖かい苗床には、4月23日に朝顔の種が蒔かれ、種は水分に触れて活動を開始。朝顔が元気に双葉を出すのはもうすぐです。別のビニール・ハウスには、消毒済みの土の入った植木鉢が積み上げられ、芽の出た朝顔を移植する準備も万端。今年も、朝顔が国立の夏を飾ることでしょう。

今年のくにたち朝顔市は7月5日、6日。それまで、随時、朝顔の生育ぶりを伝えていきます!

(古川浩一)

4 月
21
2014

城山公園と菜の花畑へ

先月、くにたちマルシェが行われた城山公園。

たくさんの方々でにぎわいました。

普段は静かな城山公園、菜の花畑が満開だと聞いて

行ってきました。

古民家は、すでに端午の節句の準備が整っています。

そして菜の花畑。一面満開です!

こちらは地主さんの協力で、くにたち花と蜜蜂の会の方々に

よって種が蒔かれました。

古民家から見た菜の花畑↓

蜜蜂もきっと大喜びのはず!

そして古民家手前では、くにたち小麦倶楽部の麦も無事成長中!

城山公園にはテーブルもあり、また公衆トイレもあります。

もうすぐゴールデンウィーク、お弁当を持ってぜひお出かけください!

(むらかみくみ)

4 月
12
2014

春のかぶの話

turnip

音節tur・nip 発音記号/tˈɚːnɪptˈəː‐/
【名詞】
1【可算名詞】 【植物, 植物学】 カブ.

2【可算名詞】 [食べ物には 【不可算名詞】] カブ

 

写真は、佐伯誠三さん。

春は、なばなも美味しく旬を感じる野菜ですが、かぶも美味しい季節ですよね。
昨日、佐伯誠三さんのお宅に伺ったとき、ちょうどかぶを束ねている最中でした。

かぶを束ねているのをみていたら、そろそろ出荷できそうなんだよねーというきゅうりの育つハウスも見させていただいちゃいました。

きゅうりのハウスを案内してくれたのは、誠三さんのお父さんの光貞さん。
「ほれっ。食べてみな」といただいたきゅうりは、みずみずしくって、ほんのりあまみがあるおいっしいものでした。

光貞さん、誠三さんの育てるかぶや きゅうりは、国立駅南口たましん前で土曜日にやっている駅前即売、とれたの、くにたち野菜しゅんかしゅんかでお買い求めいただけます。

かぶで、テンションあがっていたけど、
いよいよ、きゅうりまでもが出てくるなんて!
暑い時期ももうすぐそこですね。
(さとうひろき)

4 月
5
2014

おろ抜き

数日前、とれたのさんでとっても可愛い大根を発見しました。

その名も「だいこんのおろ抜き」

おろ抜きとは、いわゆる「間引き」のこと。

私もこの1年、あぐりッポ畑でお野菜を勉強させてもらって、間引き作業がいかに大切なことかを知りました。つまり、お野菜をきちんと育てるためには、種を植えてから生長していくなかで、野菜たちが狭い範囲で密集していては互いに育ちにくくなってしまうため、ある程度間引いてあげなくてはならないわけです。

そうして間引かれた生長途中の若々しい野菜たち、見てもわかるとおり、まさに愛くるしいお姿でございます。

となれば、立派に生長した大きな大根とはまた違った「魅せ方」で食卓に並べてあげたいなと思うわけです。

そうですねぇ、葉付きのまま、半切りにしてソテーもいいでしょう。

または、おろ抜き大根まるごとほんのり加熱して、柚子胡椒と醤油を混ぜたものをつけてサラッと頂く、これもまたかなりイケます。
日本酒、進んじゃいます。

スーパーマーケットではなかなか並ばない、このような間引き野菜。
小さいからこそ、その姿を活かした調理はいかがでしょうか。

(ながむらゆうこ)

4 月
2
2014

春を味わいましょう~のらぼう菜~

先日の朝のこと、テレビの某情報番組を観ていたら、多摩の伝統春野菜「のらぼう菜」が取り上げられていました。
ご覧になった方はいらっしゃいますか?

その放送では、「一般的なスーパーマーケットではなかなか手に入らないのらぼう菜、あきる野市の農産物直売所でならば4月くらいまで買うことができますよ」と紹介されていたのですが、ここくにたちの直売所でも3月中旬頃から「のらぼう菜」が並びはじめます。

実は私、くにたちの住人になり、地元の野菜をちょくちょく買うようになってから、初めてそこで「のらぼう菜」に出逢いました。それまで、それが多摩や埼玉で多く作られてきた野菜ということも知りませんでしたし、ましてや手にとる機会もなかったわけで。

野菜直売所を利用すると、新鮮な野菜を買えることは勿論のこと、たまに「未知なる野菜に出逢える」ことがある、これもまた楽しみのひとつなんですよね。

って「のらぼう菜」は世間的にだいぶ知られた存在となってきていますが、数年前の私にとってはお恥ずかしながら、思いっきり未知との遭遇でありました。

そうそう、くにたちあぐりッポでも以前特集記事を組んでいましたので、是非そちらも読み返してみてください。
(そうだ、谷保に行こう vol.5 多摩の伝統春野菜 のらぼう菜)

というわけで、のらぼう菜を食するようになって以来、手にとるたびに「あぁ、春が来たのだな」と感じさせてくれる野菜のひとつに加わりました。

どんな味だって?そうですね、葉物系って独特のクセをもつものとそうでないものがあるけれど、のらぼう菜は後者のタイプ。つまり、葉質は柔らかくてほんのり甘くクセがない、そして特記すべきはその茎の甘み。これがもう、一度食べたらやみつきなんです。

今宵は、のらぼう菜1束まるごと使って超簡単料理を作っちゃいましょう。

のらぼう菜1束を、茎の下部・中間部・葉先部に分けてざっくり切って、茎部と中間部は好みの固さに茹でて。

■1品目:のらぼう菜の柚子胡椒マヨかけ

茹でた茎部を皿に盛って、柚子胡椒とマヨネーズを混ぜたものを上からかけて、はいできあがり。
茎の甘みと、ピリっと辛い柚子胡椒マヨネーズの相性抜群です。

■1品目のおまけ:のらぼう菜の生ハム巻き バジル風味

茎の太い部分を生ハムで巻いちゃいましょうってことで。それだけです。
あとは好みのドレッシングで頂きます!ってことですが、我が家では市販のバジルソースとマヨネーズを混ぜたソースで食べてみました。うん、かなりイケます!お試しあれ。

■2品目:のらぼう菜のからし和え

のらぼう菜のまんなかあたりは、茎と葉の歯ごたえバランスがほどよいので、茹でたらこちらは出汁醤油とからしを混ぜたもので和えてみましょう。桜海老を散らすと味わいのアクセントにもなるし彩りもよろしいかと。

■3品目:のらぼう菜ときのこのハーブ炒め

葉の柔らかい部分は茹でずにそのまま炒め物に。オリーブオイルで好きなキノコを炒めて、火が通ったところでのらぼう菜の葉を投入、ささっと炒めてクレイジーソルトやイタリアンハーブミックス(ハーブ塩)で味を整えたら、はい完成。

・・・どれも笑っちゃうくらいに簡単。もう1品欲しいな、といった時にあっという間に出来ちゃいます。
って、紹介するのもはばかられる内容で申し訳ありません。

あぐりッポのレシピコーナーには、のらぼう菜を使った本格的なレシピが掲載されていますので、是非そちらを参考にしてくださいね。(和食屋みやはん さん のらぼう菜のからし和え)

さぁ、春です春です。存分に春を味わいましょう!

くにたちののらぼう菜は、しゅんかしゅんかさん、とれたのさん、毎週土曜日のたましん前の即売、毎週月金曜日のJA駐車場の即売などで買えますよ。

(ながむらゆうこ)